たかみさんブログ(4月18日分)
『アイドルは盆栽!』
アイドルは盆栽にして凡才に非ず
たかみさんが考えるアイドル論?的なものですかね
これは僕がスタッフに言う言葉です(笑)
アイドルは盆栽だと思って接し、育てなさい、ということです。
もー、20年数年言い続けている座右の銘みたいなもんですね。注)
ここで言う「アイドル」とはマイケル・ジャクソンやマドンナのようなアイドル(スター)ではなく、天地真理や松田聖子、おニャン子クラブや乙女塾などのようないわゆる「アイドル」ですよん
前者と後者の「アイドル」の違いはよくわかります
「盆栽」って元々は大陸から伝わった「盆景」がルーツと言われるが、それぞれの考え方は180度違う。
「盆栽」も「盆景」も一見同じように見えるが、
「盆栽」は「日本独自の思想」=「自然を生かす(共存する)思想」
「盆景」は「中国(や欧米)の思想」=「自然を支配しようとする思想」
「自然を生かす」と「自然を支配しようとする」というのはよくわかりますね
よく日本はルールの中で頑張るけど
外国はルールそのものを変えてしまうと言われてしますよね
「盆栽」も「アイドル」も日本独自の文化です
上の書いた前者の「アイドル」は外国にもありますが
その「アイドル」を日本独自にしたのが後者の「アイドル」ですかね
日本で言ういわゆるアイドルは「おバカ」だったり、「ドジっ子」だったり、歌が下手だったり、しゃべりが拙かったりとそういう「不完全なところ」がとても重要な要素だったりする。
「おバカ」というのはただアイドルというのは
年齢が下がっていてしっかりとした勉強がしたくても出来ない
だからこそ「おバカ」になる
というのをあるとは思いますがそれを踏まえても「おバカ」というのはいますねw
「不完全なところ」が魅力的というのは
ファンがアイドルを応援するという立場だからなんでしょうね
成長を見るのが楽しみ
という心理があって、完全に出来上がってしまってるのを面白みがないんでしょうね
だからといって「おバカ」なだけではダメ、「ドジっ子」なだけではダメで、大人がきちんとその個性を理解した上で「剪定」してやらねばならないのです。
そのダメな所をどう殺さず生かしていくかがポイントなんですよね。
(僕の中では「ダメ」とか「バカ」っていうのは究極の褒め言葉)
個性を理解するというのは大切ですよね
「個性を出せ」というおいらの嫌いな言葉がありますが
そんな言葉言ってる人は個性がわかってないのかもしれませんね
個性は自然に滲み出てくるものだと思ってるので
「出せ」という表現はおかしいと思うので
そして、なによりも「剪定」ですよね
理解が出来ないと「剪定」も出来ませんからね
この辺ってわかっていてもなかなか難しいんですよ。
タレントを育てる時、やみくもにボーカルレッスンとかダンスレッスンをやったりするのは実はその子の個性を殺してしまうことになりかねないのです。
あと、変に型にはめようとしたり…。
うわ〜、ハロプロエッグのことを言ってるみたいだw
ハロプロエッグもあれだけ沢山いるんだから
それぞれがいろんな方面で活躍できるだろうし
それをうまいこと生かしてあげるべきなんだろうね